今、原作『永遠のゼロ』読み終わった。____ 「この空に願う 未来 …… 」by 特攻で散華した隊員達

f:id:takuotoko:20150221104342j:plain  【十死零生】____ また涙が出た。 映画を先に観、よく出来ていたが、ひとつひとつのシ−ンの奥と背景の物語を より詳細に……… 太平洋戦争の経緯や実情も わかり勉強になった。  例えば、 海軍将官クラスは 強気でなく弱気であった。 無謀作戦ばかり 馬鹿げたガダルカナル戦、ニュ−ギニア戦、マリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、兵士3万人を餓死させたインパ−ル戦争……など、 これらの作戦を 考えた 大本営-軍司令部は 自分達が死ぬ危険がなく 兵隊の人命軽視。 将校達が 前線の指揮官の時は 弱気になり、勝ち戦でも 反撃を恐れて退く。 真珠湾攻撃、珊瑚海戦、ガダルカナル第一ソロモン戦、レイテ海戦 どれも もうひと押ししていれば……後の ガダルカナルの悲劇はなかった。  将官クラスは エリ−ト、彼らは 出世意欲が優先。 敵を撃破するより ミスを避けようと 第一に考えていた。 彼らの勲章の査定は 軍艦を沈めるのが 第一のポイント。 他の輸送船などは 査定ポイントが上がらない。だから後回しに。 つまり、海軍の構造的な問題。今の官僚組織と通じるものがある。自分の考えが 間違っていると思わないところも。 兵士には 捕虜になるなら死ね と命じておいて、自分達の作戦の失敗は 責任を取らされなかった。 それは 陸軍も同じ、将校達は 責任を問われず 出世し続け、代わって 現場の連隊長クラスが 責任取らされ 自殺を強要……………………などなど (これ書いていて だんだん腹立ってきた)。   人命重視の米国軍とは対象的に、人命軽視の日本軍。 【特攻隊】だけでなく、人間が操縦する【ロケット爆弾】や【人間魚雷】という非人間的な兵器が 作られた。狂気の沙汰だ!   将校の中には 特攻に断固反対した 美濃部正 少佐という人がいた。 彼は 作戦会議の席上、首席参謀の「全力特攻」に反論 「ここに おられる皆さんに 自ら突入出来る方がいるのか?!」と。 戦後、彼の名は 日本より海外で 高く評価されている。 ______________        〈エピローグ〉 「あの時代 あの戦争で、 自分の信念を貫き通した 宮部久蔵の人間性に 惹かれていく。  今夜、また 映画を 改めて 観たい。」by Kenji Kimura  21 Feb 2015 🐑